夏のバッテリーは麦茶


台風が過ぎ去り夏が


「そろそろ登場していいかな?」


と言いたげな天気と気温。

台風に関しては大阪は毎度の如く「和歌山・奈良・京都の山が大阪を守るシステム」なので
「ん?台風なの?これ」な塩梅。

夏が近づくと各御家庭では「麦茶量産体制」が敷かれると思いますが

既に僕宅では麦茶を量産している訳です。
今年は「冷蔵庫の中で横置きが出来る麦茶ポット」を導入したので更に量産しやすくなってます。

やかんで煮出す→冷蔵庫の中のポッドの麦茶を卓上保冷ポッドに移す→空いた冷蔵庫ポッドにヤカンから移す。
こんな感じで「エンドレス冷たい麦茶が飲めるシステム」です。


そしてこの位の時期ですと天気は良いが湿度が少ない!

と、いうことは


カブで出かけると気持ちの良い季節!

という塩梅で「ひゃっほーい!久々にカブでプチ遠出だぜーい!」

しかしメインスイッチをONにしてもニュートラルランプが点かない。
タコメーターの照明も点かない。

あーー

冬の間乗らなかったしなあ・・・

ええ、バッテリー上がりです;


まあカブの場合「エンジン掛ける時には全くバッテリーからの電力を必要としない」のでキックで始動させりゃいい訳です。

するとオルタネータが動いて発電するので灯火類も点きますし暫く走っていればバッテリーに充電されるんです。

とはいえ電圧が下がってる状態では灯火類(ヘッドライト・ウインカー・ブレーキランプ等)の挙動が怪しくなります。

例:ウインカーが点滅では無く点灯状態。点滅速度が速かったり遅かったり。

つうわけで、そんな状態で走ってはいけません。

いくら走ってればバッテリーに充電されていくとは云えバッテリー自体が完全に死亡状態なら
充電されない電気が逃げ場がなくなりレギュレータや灯火類の故障と被害が広がるだけですので。

ザックリとした用語解説
・オルタネータ
簡単に言えば発電機。「はあ?カブの場合はオルタネータじゃなくてジェネレータ/フライホイールだろ!」とかいう面倒な人の意見は放置します。
小学生の理科の実験で「乾電池をモーターに繋ぐとモーターが回る、乾電池の代わりに豆球つないでモーターの軸を手動で回すと豆球が点く」って感じのやったでしょ?
要はそのモーターが付いてるんです。

・レギュレータ
簡単に言うと電気の種類の変換と電圧調整をする人。
発電された電気は「AC(交流)」なのでそれを「DC(直流)」に変換してくれる賢い子です。


さて前置きが長くなりましたが

カブでプチ遠出!は諦めて、その場でサクッとバッテリーを取り外して自宅に戻ります。

バッテリーの状態によっては充電で生き返る可能性があるからです。
ええ、ラジコンやってると高性能充電器の1つや2つ持っているのですよ!

充電器のモードをPBバッテリーにして開始!

ピー!ピー!ピー!
「バッテリー繋がってないよ」を意味するエラーメッセージが出てます;

あれー?繋がってますよ?

再度繋いで開始!

ピピ!「バッテリーチェック中・・・」

ピー!ピー!ピー!
「異常電圧」を意味するエラーメッセージ・・・

再度(以下略

ピー!ピー!ピー!
「だから繋がってねえってば!」


あーーーー


こりゃバッテリーが完全に死亡してますわ;

死にかけのバッテリーを生き返らす手段として高めの充電電圧で少し充電かけてセルに喝入れてから
チャージ→ディスチャージ→チャージとして復活させる方法とか有るんですが
「繋がってませんよー」と言われるくらいに放電しきって「バッテリーとして認識」されない位の状態じゃ流石に無理っす。

はぁーーーーーー

仕方がないので結局、麦茶を煮出しただけの休日でした。

水色時代

セガ・ドリームキャスト1台で音楽制作する世界唯一の音楽ユニット「ピノキヲ」の公式サイト