カッツアイされた話。


先日のライブ時に巻きが入っていたので

喋りたかった話が有ったのですが


「えーい!話したかったMCの内容は後日ブログで!」

と言ってしまったので・・・



ブログで!


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始めましての方も多いので簡単に説明させて頂くと!このピノキヲというバンド!どっからどう見ても明らかにバンド!は偉大なるゲームハードメーカーSEGAを愛しております!

そんな僕にとって先日、狂喜乱舞する発表があったのです!
君たちにとっての「ルナフェス開催!」くらいの狂喜乱舞具合です!

1992年に我がドリームキャストにて発売された超絶未完の大作!「シェンムー」というゲームが有るのだ!
当時はまだ「オープンワールド」の概念が無くハード性能が非力だったゲーム界に莫大な製作費と人海戦術で
叩きつけ世界に衝撃を与えたゲームなのだ!

シェンムーの凄い所は「ゲームの進行に全く関係ないNPCがちゃんと「生活」している」という点で
朝、家から出て出勤し夕方家に帰る。という様子が全てのNPCに用意されているんです。
勿論、そのすべてのNPCに話しかける事が出来て時間帯やゲームの進行度によって話す内容が違う。
それが「全てフルボイス」で収録されているというキチガイすぎる制作具合なのだ!

しかも当時は現在の「アンリアルエンジン」のようなゲームエンジン、、簡単に言うとゲーム制作用ツールが無く
エンジンから開発し始めるという、トンデモさでも有るのだが、確実にシェンムーが未開拓の土地を切り開いたパイオニアでもあるのだ!
全16章構想だが「シェンムー2」のラストは「俺たちの戦いはこれからだ!」の「ジャンプ打ち切り漫画エンド」のままで終了してしまった。

そしてドリームキャストが生産終了となりプラットフォームを失い、その後の話が無いまま14年が過ぎたのだ!

その年月の間に開発者である鈴木祐さんはセガから掃き出され完全にシェンムー続編の希望は絶たれたと思った。

ハングオン、スペースハリアー、アウトラン、アフターバーナー、バーチャファイターと送り出してきた鈴木祐さえ
現在のセガは掃き出すというのかああああ!

しかし!しかしだ!

先日のE3で!あ、えっとE3って何?ってのは自分で調べろ!
そのE3で!なんと!

シェンムー3が発表されたのだよ!!!!!!

しかし少し特殊な方法でキックスターターというクラウドファンディング方式なのだ!

そのキックスターターで先ず200万ドル集めたら「開発決定」
それ以上の金額によってゲームの追加要素が決まるという方式だ!

しかし開始8時間で200万ドル達成!そして昨日7/4には420万ドルまで集まったのだ!!!!
僕ですか?


ええ、もちろん500ドル突っ込みましたけど!!
二度と続編は出ないと思ってたゲームが新作続編として遊べるならお安いもんですけど!

けど・・・けど・・セガファンとしては少し複雑な思いもあるのだ!
今回のシェンムー3を後押ししたのがセガでは無く憎きソニーなのだよ!!!!!

セガから発売されたゲームなのにセガからでは無くソニーから!!!ぐぎぎぎぎぎ!!!
私が愛したセガは・・・・セガは・・もう・・

カッコよかった頃のセガはもう居ないと思うと・・・・!!!

これでも僕はセガを軽蔑するかい?
これでも僕はセガを軽蔑するかい?

いや!今回に限っては出来ない!

何故ならシェンムー3に関してはセガの資本的な後押しも何もないかもしれない!
しかし前作までの版権はセガが持ってる以上、なんらかの承諾は得ているはずである!

その承諾が有ったからこそ3の開発が動き出したのだからな!
その点に関してはセガを許そうではないかああ!

本日ここに集まってくれた皆様に御願いがある!
今から4:30の時間、共にセガを称えてくれないか!

君たちがゲームに興味なくてもなんでもいい!
寧ろ、そんな人たちの口からセガと発せられる事が私の喜びなのだ!

いいですか?
僕が「セガのゲームは?」と問いたら

溢れんばかりの奇声で

「せかいいちいいいいいいい!」
と返して頂けますかああ!?

あ、無理強いはしませんよー
後方で「はよ曲いけよ・・興味ねえし・・」って感じの方々!
己の信念を大切にしてあげて下さいませ。

それでもご協力頂けるなら!後ほどバイト代とか出しますんでねー

それでは!いってみましょう!


セガのゲームは!?



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以上が当日巻きが入ってたので割愛したMCですw。

水色時代

セガ・ドリームキャスト1台で音楽制作する世界唯一の音楽ユニット「ピノキヲ」の公式サイト