流れるフィルム、時を経てもっと鮮やかに。

3週連続ピノキヲ大阪-関東行ったり来たりのラスト。

東京キネマ倶楽部での嫌がらせの日でした。
↓こんなイベントでしたのよん。

11月5日(日)テクノポリス東京・鶯谷 東京キネマ倶楽部
寺子屋主催
【THE ELECT HORROR PICTURE SHOW special scenes 】
出演ピノキヲ・The.picnics・曖昧中毒・ザ・シンナーズ・キボウ屋本舗・犬神サアカス團・最鋭輝・大日本意識革命軍狂暴・COSMO-SHIKI・ストロベリーソングオーケストラ

11月で寺子屋さん主催イベント「エレクトホラーピクチャアショウ」が1周年との事で
いつもの渋谷デセオを抜け出し大きな会場でスペシャルとなりました。

ピノキヲにとっても活動18年目の最初のライブという事でいつもよりネジを締め上げて東京に向かいました。

個人的な想いとして「2017年ピノキヲの2つの大きな山」と考えていたライブです。

1つは夏のクラッシュツアーへの参加です。

会場に着くと御馴染みの、そうそうたる面々。

同じ時代に同じ界隈で切磋琢磨してきた戦友ばかり。

そして今日も、しのぎを削る為に集っているってのが最高に燃える展開です。

出番も早いのでサクサク準備。
スペシャルな水色の日になるよう、少しだけ水色強化な出で立ちに仕上げてみました。

このキネマ倶楽部という会場は、かーなり以前から「こういう内装で、こういう造りの会場で出来たらよいなー」
と思っていたのですが僕個人の企画力や資金力じゃ実現出来なかった事なので

今回、寺子屋さんがこういう最高の形のイベントで出演させて頂けたのが嬉しかったです。

海外からのゲスト、The.picnicsが会場を沸かして行く様子を3階から眺め

そして僕の出番の前は最鋭輝さん!

「独りで活動する」と決めた頃に最鋭輝さんという存在を知り、ひっそりと指針として尊敬している方で
どの様なイベントだろうと最鋭輝色に染め上げていく

「今世紀、最初で最後のムーディスト」の名に恥じない方なので今回も勿論、会場を「薔薇屋敷」に変えていく。

その様子をステージ横の機材置き場で観ていました。

その、しっとりした空気の残り香が充満している中、出番。

負けるもんですか。

この素晴らしい内装のゴージャス感溢れる舞台でもピノキヲは負けません。という気持ちで臨む。


もう堪らんかったーーー!

「なんか漏れそう」ってのは、そういう意味じゃ本音。

MCでも言った事は再度ここで再掲するのは少し恥ずかしいので書きませんが

いつもなら拗らせて捻くれた言い方をする僕ですが今回は、このイベントに対する気持ちを
すごく真っ直ぐ正直に素直に述べさせて頂きました。

少し補足すると問いかけた「ライブハウス来るの久しぶりの人、多いでしょ?」
ってのは

その久しぶりで暫くライブハウスから視線を外していた期間に
「ボクラはずっとココにいた」って事を伝えたかったし

「久しぶりだけど衣装は変わったけど、これは私の知っているピノキヲだ!やっぱ好きだわ」
と言わせたかったし

観て貰えなかった期間に戦い続けた成果を見せつけたかったって気持ちも少し。

「うゆに調子に乗ってる」って言われるでしょうが言わせて!


「ね、この日のピノキヲとてもカッコよかっただろ?」


もう1つ補足するなら「20代!30代!40代!10代!」とか世代の事を言ったけど

この日の会場で、この時間を共有したボクラとキミは同世代だからな!

10代のキミ!また10年後にも「やあ久しぶり!」と言わせてくれ。
20、30、40代のキミ!この先10年も宜しく!

この隅っこの世界は楽しいって事を知ってるボクラとキミは結構しぶとく生き抜けるよ。

この先、またキミがこの隅っこの世界から視線を外す事になっても

ピノキヲはココニイル。



出番後は共演者の舞台を観ながら現在進行形で戦っている姿に
まだまだこの界隈死んじゃいねーぜ!

と改めて感じたりしていました。

終演後は時計の針が天辺からかなり頭を垂らした時間まで打ちあがりました。


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