2014/12/13
イラストレーターの水玉 螢之丞さんが亡くなってしまった。
田舎町で夏にはクワガタ捕まえたり川で遊んだりしつつも
コンピューターゲームでも遊んだり・・・と
原始と文明が程よくミックスされた時代を過ごしながら
運動には興味が持てず現在で云うところの「オタク趣味」に思考が偏っていた少年時代。
アスキーから出ていた「こんなもんいかがっすかぁー」(上下巻)を
何度も何度も読み返し「マイコンを所持している自分」を夢見ていました。
恐らく、多くの現在30代後半から40代前半の「マイコン少年」なら水玉さんが好きだったはずです。
PC88、PC98、X1、FM7、MSX、X68000・・・・と
win以前の「マイコンあるある」的なネタを中心とした「コラム漫画(?)」「エッセイ漫画(?)」
んー、どう括っていいのか分かりませんが後期の「しあわせのかたち(桜玉吉)」のスタイルの先駆けっぽい
作風。
変形サイズ版の5インチフロッピーを模した裏表紙も大好きなのです。
そして僕は「猫耳」なんかより「エルフ耳」が大好きなのですが
水玉さんも「エルフ耳」が大好きで「ファミコン通信(現ファミ通)」の1ページイラストコラムのコーナーで
ランドストーカー(メガドライブ)の主人公キャラ、ライルにハァハァしてる回が有ったのが印象的です。
むしろ「エルフ耳」の良さに気付かせてくれた偉大な恩人です。
水玉さんといえば僕は勝手に
「竹本泉」「須藤ますみ」「桜玉吉」「竹熊健太郎」あたりの作家さんが連想ゲームの様に
出てくるのですが
竹本さんとかがバリバリ元気に作品発表し続けてるので
「アスキー」「SF」「ファミ通」とか系統でいうと「月刊OUT(みのり書房)」っぽい臭いのする方々は
ずーっと元気なままだと思ってるんです。
んー、寂しくなりますねえ。
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