置いてけぼりのランドセル


夏のクラッシュの合間を埋めるように配置された日。

渋谷デセオで定期開催されているシリーズイベント、エレホ!の
夏休み番外編!

デセオを飛び出して何とO-WESTでの開催の日でした。

こんなイベントでしたのよん。
8月14日(火)テクノポリス東京・渋谷TSUTAYA O-WEST
寺子屋主催
【THE ELECT HORROR PICTURE SHOW 番外編 贋作潰し 】
出演ピノキヲ/駄菓子菓子/ADAPTER。/太平洋ベルト/COSMO-SHIKI/マイナス人生オーケストラ/曖昧中毒

毎度の如く早朝に起床に大阪を出発。

寝不足気味なのも有って久しぶりに新幹線の中で深めに寝る。
あまり乗り物で寝れない僕なので、ここで寝れたのは回復力的に有難かった。

お盆期間とは言え平日。

混み具合は如何なんだろうと思いながら東京着。

んー、やはり山手線も空いてるなあ。という印象。

渋谷着で一路会場に。

あ!そうそう!意外と知らない方が多いようで驚いたのですが

REXとかWESTとか近辺の箱って坂道の上に有って

歩くのダルいーーー!って思いません?

実は全く坂道を歩かずに空調の効いた場所を抜けて行けるんですよ?

山手線の玉川改札を出ればエスカレータだらけの室内通路を真っ直ぐ歩くだけで到着可能なのです。

そんな感じで坂道とも外気の暑さとも無縁のまま会場着。

同時にチーム曖昧も到着。

2週間ほど前に此処に来た時は舞台にさえ上がれないという物から来る複雑な感情が有ったが
今日はソレが無い。

挨拶や連絡事をしつつリハの準備。

程なくしてして到着してたチームアダプタ。、しみちん楽屋に行きアーダコーダ。

リハも首尾よく済ませ楽屋でチームベルトとヤイノヤイノ。
主に「富士そばでつい蕎麦を選んでしまうがラーメンが実は凄い」という話。

のんびりしたい所だが何やかんやで出番早いのよねーと。準備。

モニターで曖昧を見ながら緊張のネジが締まっていく。

さあ今日は「ちゃんと照明もモニタースピーカーも有る舞台のWEST」。

ピノキヲはどういう風に見えるのかしら?

と出番。

本当は景気よく始めたい所だが曖昧がうちの「アダムスキー中学生日記」をカバーしてくれて
それを最後の曲で演ったもんだから

イベントサブタイトルの「贋作潰し」に合わせて

カバーに対してオリジナルをぶつけなきゃな気分になるじゃない?

て事で1曲目にアダムスキー。

昔、1曲目にアダムスキーを演って客席が一気に遠くなった経験があり
出来れば1曲目にやりたくないのですが(笑)

そこから「ピノキヲ本編ここからでーす!」といつもの流れに。

なんか古のバンド名やら時代の流れに合わせて品行方正ロックやらの話を好き放題させて頂きました。

あと身体が軽いと思ったらランドセル忘れてたりとかw。

とても楽しく気持ちよい30分でした!

観ちゃってくれた君!正直ピノキヲに興味無いのにかかわらず観ちゃってくれた君も!
ありがっと!

出番後、一息ついてから駄菓子菓子を観る。

2階には駄菓子の直前出番だったベルトチーム以外の出演者全員が駄菓子を観ていた。

多分、今日のイベントでそんな事が起こったのって駄菓子だけだと思う。

説明が難しいんだけど

あのピンピン張ってピリピリっとするギリギリの緊張感や演奏の凄み。

こういう舞台の空気を創れるバンドって

実は結構居ないのだ。

せめて年間4本くらいは観れる機会をくれよー駄菓子!となる。

今日のイベントのトリはマイナスちゃん。

今回の出演者は「一定の世代」が固まった面子だった中で堂々とトリを飾るマイナスちゃんは
素晴らしい事だと思った。

先輩ぶるつもりは全くないがこういう面子が集まってしまっても
少し下の世代に似たような空気感を持つバンドが出て来ていて

それを上の世代の僕らが下らない先輩風吹かす事なく受け入れ
シーンが継続していくという意味でマイナスがトリを飾る。

つまり良いイベントでした!

撤収後は数人の面子で御ビールを頂く。
気づけば朝方でダウン。

さあ、休む間もなくクラッシュツアー。
頑張るぞい!


-----------
1.アダムスキー中学生日記
2.うるせいやつら
3.水色時代
4.東京ラジオシティ☆ガール
5.セガのゲームは世界いち!
6.更新され続ける世界
7.理想的家族の少年




水色時代

セガ・ドリームキャスト1台で音楽制作する世界唯一の音楽ユニット「ピノキヲ」の公式サイト